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人と菓子の 伝統・習慣 独り言

 

越後・岩室ってどんな所?

岩室村とは

裏日本特有の寒冷,多雨,夏季高温、早冷、高湿度の気候。雪は新潟の名物であるが平野部に位置する岩室は豪雪はみられず、年によっては殆んど雪のない冬を過ごすこともある。国上山,弥彦山,多宝山,角田山等の諸峰がつらなるが、岩室には主峰,多宝山があり西に日本海を控え東に越後平野が広がる海、山、平野をそなえた自然豊か村である。

岩室温泉

正徳三年(1713)小宮長右衛門代官により温泉所として公認された。弥彦参りや濱遊び,松岳山の萩の月,春は矢川の花いかだ。     

湯女 

領内(温泉場)の風紀是正をねらい薬湯代として役金を納めるものを三七軒に限り湯組みとして組以外の湯屋営業を禁止とし,その中の十二軒に限って「湯女」を三人まで置くことが許可された。江戸時代越後は、越中・出羽と共に身売り娘の多い国としてしられていた。

村祭り

八月七日は岩室の村祭りであった。その夜は湯の町岩室も多くの見物人、宿泊客で賑わいを見せていた。村人たちは花火を打ち上げ夜のにぎいに色どりを添えていた。村人や見物人の踊りの輪がちょうちんの明かり照らされて夏の夜にいつまでも続けられていました。(天保九年、御用留)。

不自由な封建時代にあって、人々は憂さを晴らし、楽しみを求めて夜空に散る花火になつの夕べを涼み踊りに一夜を明かした。岩室温泉の繁盛は江戸時代のうっ積した民衆の感情を晴らす、暗い闇夜の一点の明かりでありました。

今日では,七月二十九〜三十日に岩室温泉祭りとして行なわれています。

 

方言

あか 赤子   きんの 昨日
うすら 薄馬鹿 くらつける 殴る
えっちょめい 1人前 げろ カエル
おーごと 大変なこと ごろめる ころがる
かしげる 傾ける しっぽこ 尻尾

 

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